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  映像研究

16/17

・またひとつ7月が終わる。7月最後の日には毎年地元の友人に誕生日おめでとうメールを送る。何となく毎年送っていて返事はないこともある。半年くらい遅れて送られてきたりする。それでもよい。念としてのメール。

 

・17連勤の16日目まで来た。まだ気が抜けない。山道を下り降りても、舗装された道路を、最寄りの駅やバス停まで歩く。交通機関を利用するまでが山行。あるいは乾杯までがひと連なりのアクティヴィティ。家に帰るまでが山。そのような過去の色々な夏の山のイメージを思い浮かべる。奥穂高から涸沢を経て、上高地まで歩くイメージ。鳳凰三山から駆け下りるイメージ。眩しい梅雨明けの光を想像する。想像して現実に戻る。比喩としてのロングトレイルも明日で一旦終わる。

 

・枕元のiPhoneから、ピチカート・ワン『前夜』を小さな音でかけてみる。10時間寝た。

 

・7/31は友人とのオンライン勉強会も9回目。英文の和訳は完全に友人に任せきりで申し訳がなさ過ぎる限りだが、ひとまず次回には課題テキストの本文を訳し終えることができそうで、継続は力と思う。自分も来週からは自分の研究を再開しなければいけない。いけない、と書き記しておく。