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  映像研究

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・202007292119。帰宅中の京王線にて。17連勤の14日目は、下りの山道を焦らず一歩ずつ踏み進めていくようなイメージ。学生の人たちにもかなり疲れが見られる。「疲れるよね、それは」と思いながらも、区切るところは区切らないとフリーすぎるスクールになってしまう。日々の業務と並行して来週の自分のフリーな時間を確保するための微調整も大切。最寄駅の書店にてユリイカ今敏特集を購入する。身近な人との会話の話題に挙がることは多いが実はそれほど見ていない今敏作品。何かのタイミングが少しずれていたら授業を受けることもあっただろうかといつも考える。行き帰りの電車で少しずつ読む。並行して写真史関係の本も何冊か読む。写真について考える手がかりをこれまでの研究とはとは別の場所に探してみる夏。「別の場所」はなかなか見つからない。業務の前にオペラギャラリーの展示を鑑賞する。展示空間に身を置くことが久しぶりだった。チェルフィッチュの37分のビデオインスタレーションを一周見て「カーテンの向こう側」について考えた。7月が終わろうとしている。肌寒いけどこれも夏。