&

  映像研究

・202007182207。業務からの帰宅中。朝から夜まで色々していたが、終わってみると一瞬。今日やれることはやったという感触。ただし明日はもうひと山ある。日記の言葉から具体的な出来事が消え去ってぜえぜえに近い気持ちだけが書き記される。それではあまりにも日々代わり映えがしないから、何か記録となる出来事を探そうとしてみる。

 

・新潮に読みたい文章がありしかし職場近くの本屋に置いてなかったのでAmazonで注文したら一瞬で届いた。Tシャツを買いたいが買い物に行く時間がなく、ティーシャツドットエスティーで数枚買ってみた。プリントをするためではなくあくまでもレギュラーで着るためのまとめ買い。Tシャツにシルクスクリーンでプリントをしたあの夏やこの夏を思い出す。気づけばもう10年前だった。

 

高木正勝という人のラジオのインタビューがYouTubeにアップロードされていたのでそれを聴く。集落で生活するきっかけについて「カメラで撮影をしていたら向こう側のひとになりたくなった」というようなことを話していて、そのことを凄く良いと思った。見ることは眼差しの先の対象に似ること、あるいは「そのようになろうとすること」であり、カメラで撮影することは、その生成変化の記録であるかもしれない。これは自分の課題。

 

・綱渡りの日々だと言う。確かに綱を渡っている。綱を渡ること自体には本来楽しみもある。幸い綱は太い。