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  映像研究

不思議

・2020年3月28日は土曜日で春の業務期間。朝から初台方面へ向かうが電車は人が少ない。早朝とも正月とも違う光景。言語化できない。それでも職場に着いてしまえば変わりなく一日が過ぎる。気をつけながら生活をする。なんらかの「最中」にいると感じるが、それがそのはじまりなのか中心なのかを考えることができない。色々な情報を見たり読んだりする限りにおいては、まだはじまりあるいははじまりよりも前の段階ということだと想像できる。だからこそ動けるうちに動いておくというのが所属している組織の考えだった。夕方には明日の授業に備えてYouTubeでひたすら動画を検索する業務。しかしこれは自分にとっては不要不急なのだった。諸々終えて20:00に職場を出る。帰りの電車は行きよりもさらにがらんとしている。この光景がメディアを通じて伝えられることでこの光景を見ることにも少しずつ慣れていくのだろうか。