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  映像研究

ここは満員電車

・202003162009。新宿発橋本行き準特急でダイアリーを更新しても良い。ここは東京。身体の向きを変える自由がある程度の満員電車に乗って帰路。午後から業務で面談(マスク着用というコード)やら溜まった書類の片付け(主にシュレッダー)やら週末のイベントの打ち合わせ(気をつけながら実施予定)やら終えて、少し盛り場に出てみた。洋服屋、全然お客さん、いない。大抵店員さんの方が多いのは月曜日の夜だからではないだろう。平日の夜とはいえこのような店の風景が基調であるならば本社だかも、そのような場所にショップを出店する判断はしないだろう。自粛しているのだろう。自衛というような意識も働いているのだろうか。進んで盛り場などに行き万が一のことがあれば周囲から絶望的に咎められるということになっているのか、どうなのか。誰もが「どうしても必要なこと以外はしない」という意識で生活していることが考えられ、要するにそれが不要不急〜という文言と通じる意識なのだと理解できた。それに異を唱えるつもりはまったくない。留保もない。しかしもない。しかし(やはりある)そのようなチキンレースのようなことを続ける意識は精神も身体も消耗させる。色々な業種で同業他社との空気の読み合いが最大化していることが予想される。その重さのガス抜きとしての「軽く一杯」にも判断が必要になる(それは不要不急ではないのか?)。ヨーロッパ、とりわけイタリア、フランス、スペインの状況を知るほどに、この国のこの状況はまだ「許されている」ということも理解している。普段ほとんど会うことのない友人がYouTubeで弾き語りをアップロードしていて、楽器が弾ける人はこういう時にさっと他者を楽しませるような何かが作れて良いなと思った。商売をしている友人のところにはなるべく行きたいがタイミングもなかなか難しい。と書きながらこの数日の些細な出来事を思い出していた。3月も折り返していよいよ春物衣料が欲しい。そろそろ調布に到着。