&

  映像研究

夏の図書館の最終日

・201909111538。図書館での作業を中断して日記。明日から業務の慌ただしい週間(月間)が始まってしまい、始まったからにはきっと気がつけば9月が終わっているだろう。想像ができる。去年と一昨年はなんとかそれを引っ張りながらこの図書館で紀要のための論文を書いていた。図書館で一日の約半分を過ごしているとその場所と自分の身体が馴染むような感覚になる。同じくらいの時間に同じランチとケーキセットを摂取して作業する。今年は論文がないなりにひたすら準備(のための準備)のような作業をしている。時々窓を外の風景を見ながら。

 

・昨日は図書館で作業した後、(閉まる直前の)職場まで行き、普段とは違うプロジェクトチームで飲食。当たり前だが自分よりも全然年齢が若いあるいは職場に来てから日が浅い人たちの手助けによってなんとか自分の業務は成り立っているのだなと感じ入り、半ば反省あるいは恐縮しつつ感謝。電車があるぎりぎりで解散。中断。

 

・201909111707。激しい雨。久しぶりの夕立らしい夕立。思わず家の窓閉めてきたかなと心配になるほど強烈な。図書館の窓ガラスが高い音を響かせ雷が地鳴りのような低い音を響かせる。100メートル先も見えない。アメッシュを見たならば東京のお腹の部分に雨雲がぴったりと張り付いている(小学校の頃に「東京都が金魚だとしたら清瀬市は背びれです」と教わってから東京の地図を見るたびにずっと魚が横になっている想像をする、そしてその発想からすると町田市が腹びれで奥多摩町が尾びれということになる)。過ぎ去りつつある多摩川方面の景色を見ていて思わず「そうだ『天気の子』そろそろ見ておきたい」と思うがとりあえず目の前の作業をしなければいけない。再び中断のち帰宅。