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  映像研究

後から思い出して書く

 
・調布の珈琲店にて論文を読む。「誘惑」について書かれた文章を読む夏。冷房の風が当たる席を移動しながらなんとか粘ってみたが2時間が限界だった。飲食店は冷房が強い。図書館ならできる長時間の作業ができない。これも回転率を上げるための策略だろうかと考えてみるけれども、それはそれで仕方がない。悪ではない(まったく)。ちょっと良いコーヒーを飲みながら作業を進める。


・その後散髪。伸びたわけではない髪をさらに短くして夏の夏らしさに乗っかってみようとした。その後立川と荻窪で途中下車して古本を見る。やるべきことは迫りつつあっても休日の休日らしさをどうにか維持しようと思ってみた。古本屋の背表紙を見ることから触発されることもある。それは図書館とは違う種類の触発である。今すぐ必要なわけではない本を数冊購入。


・新宿に出て週末の旅行のための買い物をしていたところ、数年ぶりに元職場の人とばったり会う。少し立ち話。その忙しそうだが明るい感じに打たれた。良いなぁというのともちょっと違う。良かったなぁという気持ちと、自分の今の状況のことを考えた。すべてが望んでやっていることだとしても、思えば自分はなぜこの場所でこの事をしているのか、その不思議を考えた。


・高円寺に移動して夕食。友人の店は繁盛していて忙しそうだった。夏の後半の約束をして帰宅。日記。