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  映像研究

メモ(思いついて例えてみた、水泳のような、またはバサロ的な)

 
・水泳のような(自分は水泳が苦手なのでこのような例えで表現するのは適当ではないかもしれないと思いながらも他に適当な例えが見つからないのでそう考えてみた)イメージで「表現すること」について考えてみたならばどうだろうかと思う。


・水の中に身体を沈めながら水を掻いて水の中を進む。そして息を継ぐ。その繰り返しのイメージ。


・クロールあるいは平泳ぎ、または背泳の。


・その泳ぐ行為の中の<息継ぎ>は息を吐き出して吸う一瞬の浮上。その一瞬の浮上は、息を吸うことと息を吐くことがほとんど同時に行われる動作。その動作を「表現すること」と重ね合わせて考えたならばどうだろうかと思いついて例えてみた。泳ぐことが生きている全体だとするならば、その中の<息継ぎ>のような一瞬が「表現すること」だとして。


・水の中を進んでいる様子は水の外側からはあまりよく見えない。そして浮上した瞬間は誰からも見ることができる。水の外側に居る人はその一瞬に泳いでいる人の実体を見る。しかし水の中に泳ぐ身体もまた実体である。


・背泳の「バサロ・スタート」が好きだ。外からはあまりよく見えないけれども、水の中をひたすら進んでいく。<息継ぎ>はしない。浮上は未だしない。初速度のままぐんぐん進んでいく。そしてそれはいつか浮上する。


・それぞれの泳ぐスタイルがある。