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  映像研究

2012年2月のある週の日記・その3

 
・水曜日の端的な日記。記録であり備忘録。書く事の練習。買うものがあって都内に出かけたならば午後の街は何となく春のよう。先取りするつもりで「来週からは春」と思っていたけれども、実際の気候の方がよっぽど先取りだった。緩やかに三寒四温にフェード・インする季節。溢れ出しそうな何かを溢れ出ないようにするような季節。花粉が飛ぶ季節。芽が出る季節。今年初めてブルー・ジーンズを履き、足下はスーパー・スターにしてみた。そういう季節。「リトルネロ」について書いてある文章を読む。ずっと気になっていた書籍『現代写真論』を購入してみた。あるいは全然違った意味で気になっていた書籍『未知との遭遇―無限のセカイと有限のワタシ』も購入して電車の中で読んでみた。下北沢のいつも買っているコーヒー豆の店にエスプレッソ・マシン(BIALETTI)が売っていたので、思わず買ってみた。新しい台所用品が家にやってくるのは楽しい(「エスプレッソ・マシン」が「台所用品」なのかどうかは不明)。そのような週の真ん中は水曜日。