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  映像研究

2012年2月のある週の日記・その2

 
・火曜日の端的な日記。記録あるいは備忘録。またはそれ以外。やや風邪気味。気味くらいなのでむしろ積極的な自宅学習。「言葉」「反復」「身体」について読む。読むことを進める。あるいは自分が文章を書くことを想像する(書いているわけだけど)。それは変奏していくようなイメージ。スタンダード・ナンバーがカバー(カラオケ)されるようなイメージ。間奏では勝手にラップもするかもしれないイメージ。サビだけを16回くらい繰り返すイメージ。原形を留めないカバーというオリジナル。あるいはオリジナルとそうでないものの二項対立の消滅。考えること、をイメージしたならばそれは円を描き続ける事、あるいはその結果としての螺旋のような形態。色々な出来事に次から次へと興味を持つけれども、それはある範囲で進むので、時としてかつて興味を持ったものに戻ってくる。むしろ大抵戻ってくる。新しいと同時に知っているものとして出会う。螺旋の円が縮まったり広がったしたならば円錐。円錐の輪郭を描くように移動していて気がついたならば瓢箪、あるいは砂時計のような何か。そういう形態が連なっているようなイメージ。そういう気がするけれども、それは風邪気味の時に見る夢のようなものかもしれない。見えない事についてばかり書いてしまった。今はただ春を待つ。「待つ」ことがわりと好きだ。好きな場合もある。来週から春ということにしよう。2月19日からは春。そう考えると色々なことがスムーズに進むかもしれない。進むと良いな。