ぽかんとぱらぱら

　
・ぽかんとした12月の火曜日。最近「ぽかん」としているときは大抵宇多田ヒカルの曲を口ずさんでいるか、あるいは宇多田ヒカルのことを考えている。横浜アリーナでも映画館でもUSTREAMでも『WILD LIFE』を観ることはなさそうだけれども何となく楽しみな今日この頃。本日は一日コンピュータの前にいた。この一週間ほどぱらぱら撮影した写真の整理。そして秩父夜祭の映像の編集とも言えないような編集。それらをpodcastを聴きながらだらだらやる。『文化系トークラジオLife』の「クリスマス資本論」という特集のバブル時代の光景になるほどと思い、また『タマフル』の「KOKOU」のコーナーが面白そうだった。おそらく先日のアフターMTGでも話題になっていた概念と同じものである可能性が極めて高い「孤高」。孤高に気をつけようという自戒。そして一転して？小澤俊夫『昔話へのご招待』は「太平洋戦争開戦」の話。そういったものも聴く。

・夕方から国分寺へ出かけてチーム御苑・2010の皆さんでMTG@モスバーガー。リーズナブルでカジュアルなMTGで早くも残り一ヶ月を切ってしまった2010年と、早くも残り三ヶ月ほどになった2010年度を見通しつつアイディアを出し合う。毎年そうなのだがこの時期はツアーを控えた何かのような心境だ。体調管理だけがきちんとできればそれがすべてなのだと思う。MTG終業後後輩Iくんとともに「一帯で一番リーズナブルな店へ」ということで、全く記憶にないくらい久しぶりに大衆居酒屋チェーン店「IQ」へ。おそらくは7年ぶり5度目くらいに「IQカード」を作る。「IQ」が新鮮だ、とか言っても普段別段豪華なディナーをアレしているわけでもありません。あくまでも選択の結果行かなかったということ。壁を見ると「正月明け数日は生ビール50円」のポスターが張ってあった。「10杯飲んでも500円！」だという。凄い話だ。10杯飲みたいかどうか。

・それで23時帰宅。最近鞄の中に入れてちらちらと、ぱらぱらと、断片的に読み進めているのは『T.A.Z.―一時的自律ゾーン (Collection Impact)』で、一週間くらい前にフェスの余韻でついぽちっと（最近覚えた表現）してしまったのだった。しかしこの本が一体何の本なのかわからず読んでいる。また別の『リズム・サイエンス』もそうなのだけれども、何だかわからないが読んだ方が良さそうな「こういう本」があるのだ。基本的には自分の「フェスティヴァル後の見通し」を良くするために読んでいるつもりなのだけれども、読んでも読んでもぴんとくるところがなく、かといってつまらないかというとそうでもないのでまたぱらぱらする。そういう読書も悪くない。ぽかんとしたりぱらぱらしたりしている。

T.A.Z.―一時的自律ゾーン (Collection Impact)

リズム・サイエンス