&

  映像研究

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

速度に勝つか負けるか

・という風には考えていない。勝つ、とか、負ける、とかいう風に考えることは(基本的に)ないし、これからもなるべくそのように考えないようにするだろう。それで、そして、時間についてだった。むしろ、速度についてだった。「時間が経つのははやいなぁ」…

セルフ・エンジョイメント

・ジル・ドゥルーズにとっての「セルフ・エンジョイメント」ということについて考える。

20120622のその前

・2012年の6月22日(金)のこと。夕方から都内に向かって19時前くらいに霞ヶ関駅で降りる、その前は大学にいた。大学で授業を受けた後に、担当してもらう予定の教授(指導教官というらしい)と小一時間話をしていた。1月に研究計画書というものを提出して、2…

20120622

・2012年の6月22日(金)のこと。夕方から都内に向かって19時前くらいに霞ヶ関駅で降りた。そこから国会の前に、首相官邸の前に、向かって歩いてみたならば、ある地点から同じ方向に向かって歩く人と出会うようになる。それは「デモ」だけれども「どこからど…

不思議な眠気の中にいるかもしれない。

・眠いときに書かれたような言葉を読むことが好きだ。眠いときに書かれたような言葉がつくる文章には、あるリズムや、ある間合いや、ある言葉を選ぶ感覚のようなものがあるような気がして、そのような言葉を読むことが、自分にとってはかなり最高の娯楽であ…

ひょん

・ひょんなことから村上春樹という人の『ねじまき鳥クロニクル』という小説を読んだ。いつ以来だか読みなおした。ひょんなこと、というのは数日前のtwitterのタイムラインで「綿谷ノボル」という文字を見て、それ何だっけ?と思って検索してみて(それ何だっ…

私は元気です。

・「元気ですか?」と訊ねられて「元気です」と応える。「元気ですか?」と訊ねられて「元気です」以外で応答することは難しい。とか、そのように記すと、何かいま自分が元気ではなくて、しかし元気であると応えなければいけないという抑圧の中にあるかとか…

6月は勉強をする月にしてみよう。差し当たって写真のこと。

・たびたび、繰り返し、同じことを考えている。たびたび、繰り返し、少しずつ違うことを考えていた。そのような事共を傍らに2012年の6月が始まる。軒下に造られた燕の巣はあのようにいつでも人たちを喜ばせるのにも関わらず、一方で軒下に造られた蜂の巣はな…