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  映像研究

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月が終わる金曜日の備忘録

・2011年の9月が終わる。あっという間に過ぎる。台風とかも通り過ぎる。夏休みの終わりのような日々に本を読むことよりもむしろ今は人と話をすることから色々なことを考えている。業務の前に東中野のPAO Galleryという場所でやっていた『星めぐりの歌』とい…

木に触れる木曜日の備忘録

・目が覚めたならば八ヶ岳。9月29日の最前線。一瞬「ここはどこだっけ」と思って起き上がったならば山の裾野の家に差し込む朝の光。秋晴れらしい秋晴れ。天高く雲は無し。木の間に見えるのは鳳凰三山。そのような朝の光の中でまったく現実感のない現実の朝食…

季節の終わりと始まりの感じの水曜日の備忘録

・お引っ越し、の手伝いは2011年の秋。センチメンタルな東京の秋。センチメンタルな気持ちになる余裕もなく高尾T邸の引っ越しの日。AちゃんやY一家も手伝いに来て賑やかに片づけ。幼児や乳児にちょっかいを出されつつ(カマキリを捕まえさせられたりしながら…

秋のはじまりの感じの火曜日の備忘録

・涼しいと寒いの間。寒いと言ったら冬。今この空間でアラジンストーブが稼働したならば部屋の匂い部屋の感じはどうなるか想像せよ。想像する。想像したならば湯豆腐を食べたくなった。土鍋をしばらく見ていない。そういえば関係ないけど結婚式の引き出物(…

SU・SO・NO

・すその、と声に出してみたならば、それは裾野。山と平地の間。山が山らしくなる前の場所。高尾に住み始めた頃はよく「裾野」と思っていた。裾野に住む感覚というものが多分ある。山はすぐそばにあってだけれども普段はあまり意識しない。特に夏ともなろう…

それから

・秋らしい朝。久しぶりに日曜日の朝からの業務。「ベルクでモーニングプレート」とつぶやく度に季節はめぐる。そういえば今はもう9月の終わり。来週の週末は9月と10月をまたぐ。季節は変わる。高尾に引っ越してきて三度目の秋。その変化により敏感であるよ…

秋の感じの晴れた土曜日

・秋の感じの晴れた土曜日。前日のハレの気配が一向に去らないまま今日は秋。高尾に完全な秋がやってくるのは例えば2011年ならば9月の24日だったかもしれない。恐ろしいことに朝晩が寒い。恐ろしいことにまだ扇風機が出しっ放しなのにも関わらず、恐ろしいこ…

スピーチする秋・秋の感じ

・9月23日がやってきた。9月23日のことを6月末から考えて想像していた。同僚でもある後輩の結婚式へ出席。恩師かつ元上司という謎の枠で「スピーチ」なるものを話さなければいけないような秋の良き日。某「旧○○公爵邸」という自分のような者にはほとんど恐ら…

9月21日の夜の曲

・例えば子豚で言えば、2番目(木)と3番目(煉瓦)の中間くらいの家に住んでいる自分にとっては吹き飛ばされないか冷や冷やしながら迫りくる台風を、通り過ぎゆくであろう台風を、その様子を見守っているような水曜日の夕方。某インターネットのサーヴィス…

テキストをエディットする火曜日

・テキストをエディットするだろう。何のことだかをいつもいつまでも書いている。キーボードで打っている。ノート型のコンピュータに記している。本を読むことに集中できず八王子の無銭でLANが出来るカフェにて作業する。広告のようでもあり手紙のようでもあ…

秋がきた日の風景の記録

・秋が来た日というものがある。2011年の9月19日に秋が来た。昼間は雲間から強い日差し。夕方から雲が多くなってきて強い風が吹く。風の中には寒さの芯のようなものを感じる。そのような日の記録。そのような日に見た風景の記録。前日に実家に帰った流れで両…

2011年9月第3日曜日の断片、線的な。

・起床。起床した日曜日。昨晩会談が極まった結果帰れなかったR君と朝から進路相談系トーク。高尾駅で分かれて中央ラインに乗る。国立で途中下車してニチニチの日曜市へ。山の古本とサモサというお洒落な食べ物を買う。やや久しぶりだった方々と会えた。また…

サンタクロースが本を届ける夢/会談あるいは会食

・朝起きてテーブルを見ると昨日何となく気になってアマゾン的なインターネットで購入したことによって届けられていた宇野邦一という人の『破局と渦の考察』という本が置かれていて、昨日酔っぱらって帰宅したことを思いだしつつ、思いだしつつ思いだせない…

その心・正しい記録・ケミストリー

・「○○は××である…その心は、」というフレーズを初めて聞いたのは、この国に住まわれている99.9%の方と同じように『笑点』というテレヴィジョンのプログラムであるのだけれども、笑点はさておき「その心」はちょっと良いなと思う今日この頃。流行らないかな…

夜の学校

・朝起きてややあって映画鑑賞。ニコラ・フィリベール『すべての些細な事柄』を観る。ずっと観たかった映画だったがようやく観ることが出来た。人と人とが話をしている様子がたくさん写された映像。必要であれば同じやり取りが何度か繰り返される様子が映さ…

病気・インターネット・寝る

・八王子の古書店でずーっと気になっていた高橋悠治という人の『カフカ・夜の時間―メモ・ランダム』をそこそこの適切な価格で購入。ずっと読みたかった。「カフカ」については何も知らないが、「夜の時間」と「メモ・ランダム」は何か自分に関係がありそうだ…

主語から飛ぶブーメラン

・デモンストレーションのことを考えている。日曜日のデモンストレーションについて、2日前の「9.11 新宿原発やめろデモ!!!!!」について考えている。デモの最中に逮捕された人たちは今も釈放されていないようなのだった。自分は後半から合流したこともあって…

更新する

・日々の記録は例えば9月12日の月曜日。月曜日は休日だ。そしてデモの翌日は毎回少しだけぼやっとしている。自動車の運転免許を更新するために府中の試験場へ。更新の期限が切れている。更新の期限が切れている場合は「住民票」が必要だということを教えても…

2011年9月11日の新宿

・昨日のナイト・ピクニックの余韻を残したままに本日は朝から西八王子の河原にて行なわれていたフェスティヴァル「みんなちがってみんないい」へ。途中で合流した高尾の夫妻とともにスモークされた肉を食べたり、うっかりアルコールの入った飲料品を口にし…

小さな集まりの中にある何かが大きな集まりのための何か

・日々の記録は例えば9月10日の土曜日。20時の業務終了後に代々木公園に向かうのは、そこで「ナイト・ピクニック」としてのお誕生会が行なわれるからなのであって、先に宴を始めていた数人と合流した頃にはすっかりと夜も更け、すっかりと隣のグループはレイ…

忍者としての見ること

・日々の記録は例えば9月9日の金曜日。晴れた朝が驚くほどに涼しかったりする今日この頃。湿度が急速に下がったならば風景が完全に変化する今日この頃。庭部分に植えられた(植えた)たらの木を見る。あるいは写真に撮る。約1年半前に山菜狩りに行ったときに…

本を読みながら街を歩く

・日々の記録は例えば9月8日の木曜日。通常営業が始まる前日。山部メンバー2名の誕生日のプレゼントを探すという目的で、あるいはそれを口実にして、久しぶりに都内を散策。渋谷ー原宿間を往復するというハードなウォーキング。渋谷から青山通りを歩いてスパ…

驚くほどの秋・秋は山からやってくる・またはその逆・未来も来る

・「秋は山からやってくる」と書こうとして「山は秋からやってくる」と書いた。書くことは自由だ。読むことも自由だ。ポエミー。 ・日々の記録は例えば9月7日の水曜日。南大沢のTOHOシネマズにて『コクリコ坂から』を絶妙に遅れて鑑賞。自分のまわりの人たち…

あるドキュメント・思いだすことの面白さ(あるいは快楽)・みなちが

・昨日につづいて業務。淡々と、粛々と、年内のスケジュールを、タイムラインを埋めていくような作業。 ・それで夜は家に来客。SMDくんとT夫妻がやってきて先月20日の『街のつどい』の反省会&10月のフェスティヴァルの構想&more。SMDくんが約3時間のつどい…

例えば「逆説的」に考えてみたのならば、

・日々の記録は例えば9月5日の月曜日。10日ぶりに業務。昼過ぎに御苑前に到着して数時間のデスク・ワーク。いつか来るはずの10月とか12月とか2012年とかの準備をする。いつかそのような時間と空間に自分がいる10月とか12月とか2012年とかについて想像しなが…

誰にも「いいね!」と言われない/言わせない休日(半分嘘)

・日々の記録は例えば9月4日の日曜日。ドトール・コーヒーに通って読書をしている。かれこれ4日くらい通って読書をしているけれども、別に自分の最寄り駅前のドトール・コーヒーが、特別に読書に適したBGMが流れているとか、マガジンラックにファッション雑…

台風・そして・パーティー

・日々の記録は例えば9月3日の土曜日。朝起きて台風。台風の様子をインターネットで調べながら読書。昼過ぎに家を出て駅前のドトール・コーヒーで読書の続き。予定の時間よりも少し早めに上りの電車に乗ったならば思い立って立川駅で途中下車。JRの駅ビルに…

台風を待ちながら読書

・日々の記録は例えば9月2日の金曜日。台風を待ちながら読書をしている。家で本を読み、家で本を読むことに飽きたならば(今ひとつはかどらなかったならば)駅前のドトール・コーヒーの角の席で読書をする。3時間くらいする。ベルクソンという人の『時間と自…

台風が近づいていることをまだ感じていないなりに台風は秋を運ぶよう

・9月1日(木)の今日からは秋。月という概念に忠実だ。自分は「9」を見たら「秋」と考える。「秋」と考えれば、すすきとピラミッド状の団子を思い浮かべる。そんなものを一度だって現実で見たことは(当然食べたことも)ないけれども、その思い浮かべたイメ…