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  映像研究

カメラを買う

 
・201812201039。今日もまた家で荷物を待ちながら作業。カメラが届いた。新しいカメラを購入したのはいつ以来だろうか。ビデオカメラならばおそらく2015年くらいにCanonG20を購入した。デジタルカメラならばきっと2009年くらいに同じくCanonの7Dを購入した(ローン)。そしてフィルムを使うカメラならば、それは確か大学4年だから2002年にペンタックス67を購入して以来、実に16年ぶりだった。フィルムカメラのブームに乗ってみた。と自分では思っているが、本当はなぜだろう?


・そういえば2002年にペンタックス67を購入したのは、カメラ・オブスクラについて考えていたときのことで、映ること、写すことを、もう少し体感したいという理由があったのかもしれない。それで家の周辺の雑木林、自然公園、緑地、そういう場所を撮っていた。緑色がある場所と馴染むカメラだった。もちろん現在も現役である。


・FUJIの690GWというカメラはごろっとしていてかわいらしい。レンジファインダーだから(?)シャッターをの音もささやかで、撮ったのか、撮れているのか、わからない(現像してないから)。露出計がないからさしあたりipadで露出を測りシャッターを押してみる。それは自分にとっては新鮮に感じられる。しばらくはこのカメラを使ってみよう。それほど重くなく(感覚的にはペンタックス67の半分くらい、CanonF1と同じくらいかもしれない)嵩張るけれども持ち歩くことはできそうである。人と会っていて、ふとこのカメラを出したら、それはそれで面白いかもしれない。今から20年くらい使い倒してみようと思う。


・それは懐古趣味ですかと、ノスタルジーですかと、問われた言葉に返答する準備をいつもしている。誰に聞かれているのでもないけれども。なぜなのだろう。なぜ素直にソニーのアルファ7とか買わないのだろう。